子どもの英語の個別指導・英検対策 学校英語と英検で選ぶ

子どもの英語の個別指導・英検対策の選び方|学校英語・文法・英検で見るポイント

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子どもの英語の個別指導は、「英語を話せるようにしたい」のか「学校の英語や英検で点を取れるようにしたい」のかで、選ぶべき教室がまったく変わります。学校のテストや英検で求められるのは、文法を理解して正しく読み書きする力で、会話の練習だけでは伸びにくい部分があるからです。この記事では、英会話教室との違い、目的別の選び方、英検対策で確かめること、料金の見方、公式サイトで確認できた2つのサービス、体験から始める手順を、マナモン塾のスタッフが保護者の目線で整理しました。

目次

英語の個別指導と英会話教室の違い

ホワイトボードの英文を先生と一緒に確認する生徒
Photo by Thirdman on Pexels

英語の個別指導は、学校の教科書や問題集を使い、文法や読解、英作文を先生と1対1で学ぶ形です。英会話教室は、英語で話す時間をつくり、聞く・話す力に慣れることを主な目的にしています。

比べる点英語の個別指導英会話教室・オンライン英会話
主な目的学校の成績、定期テスト、英検、入試英語で話すことに慣れる
授業の中身文法の説明、問題演習、英作文の添削会話の練習、発音、表現
使う教材学校の教科書・ワーク、英検の過去問教室ごとの会話教材
向きやすい学年中学生以上が中心幼児・小学生から始めやすい

個別指導が向いている悩み

「定期テストで英語だけ点が取れない」「中1の文法から分からなくなっている」「英検3級の英作文が書けない」といった悩みは、個別指導が向いています。どこでつまずいているかを先生が答案から見つけ、前の単元まで戻って教えてもらえるからです。

英会話のほうが向いている場合

英語に楽しく触れさせたい、外国の人と話すことに慣れさせたい、という目的なら、英会話教室やオンライン英会話のほうが合っています。小学生向けのオンライン英会話の選び方は、本日公開の 子どものオンライン英会話の選び方 で詳しくまとめています。

まず「何を伸ばしたいか」を3つに分ける

英語の個別指導を選ぶ前に、子どもの課題が次の3つのどれに近いかを考えます。同じ「英語が苦手」でも、合う教室が変わります。

学校の授業と定期テスト

授業の進み方についていけない、テストの点が安定しない場合は、学校の教科書とワークに沿って教えてくれるかを最優先にします。学校ごとに使う教科書や進み方が違うので、体験の申し込み時に教科書名を伝え、それに合わせて授業ができるかを確かめましょう。

文法の積み残し

中1で習うbe動詞と一般動詞の区別や、三人称単数のsがあいまいなまま学年が上がると、新しい単元がどれも分からなくなります。この場合は、学年の範囲にこだわらず前の単元まで戻ってくれる教室を選びます。どこまで戻るかを最初に先生と決めておくと、遠回りに見えても結果的に近道になります。

英検の合格

英検は、受ける級によって必要な単語や文法、英作文や面接の有無が変わります。受ける級と受験日を先に決め、その日までに何回授業を受けられるかから逆算して教室を選びます。

英検対策で確かめておきたいこと

解答用紙に答えを書き込む生徒の手元
Photo by Andy Barbour on Pexels

英検対策をうたう教室でも、どこまで見てもらえるかは違います。申し込む前に、次の3つを確かめておくと安心です。

受けたい級に対応している先生か

先生によって、指導できる級が違うことがあります。2級や準1級を目指すなら、その級まで指導できる先生かを確認します。英検の級ごとの目安となる学年は、英検の公式サイトや各教室の案内で確かめられます。

一次試験と面接の両方を見てもらえるか

英検は3級以上で、筆記とリスニングの一次試験に加えて、面接の二次試験があります。一次試験の対策だけで終わらず、模擬面接で、問題カードの音読や質問への答え方まで練習できるかを確かめましょう。

英作文を添削してもらえるか

英作文は、家で一人で書いても正しいかどうかが分かりにくく、つまずきやすい部分です。書いた英文を先生が直し、どこを直せば点が上がるかまで説明してくれるかを見ます。

教室型とオンライン型、料金の見方

英語の個別指導には、教室に通う形と、パソコンやタブレットで受けるオンラインの形があります。料金は、1回の授業時間と月の回数で計算し直してから比べます。

1回の授業時間と月の回数で計算する

1回50分で週1回の教室と、1回110分で週1回の教室では、同じ「週1回」でも授業の量が倍以上違います。1回あたりの金額だけでなく、月の合計と、1時間あたりに直した金額の両方で比べると、違いが見えやすくなります。

入会金と体験の費用も足して比べる

入会金のあるなし、体験授業が無料か有料か、教材を買う必要があるかで、始めるときの費用は大きく変わります。最初の3か月の合計で比べるのが確実です。

休んだときの振替と、やめるときの条件

部活の大会や学校行事で休むことは、意外と多くあります。前日までの連絡で振替ができるか、当日の欠席は授業料がかかるかを確かめておきましょう。ポイント制のサービスでは、ポイントに有効期限があり、使い切れなかった分が消えることがあります。最低何か月続ける必要があるか、やめるときの連絡はいつまでかも、申し込む前に見ておくと安心です。

公式情報で見る2つのサービス

画面の先生の説明を聞きながらノートを取る生徒
Photo by Katerina Holmes on Pexels

ここでは、学校の英語や英検を個別で教わることができる2つのサービスを、各公式サイトの情報(2026年10月確認時点)をもとに紹介します。おすすめの順番ではありません。

英語教室サポート(中高一貫校の英語を1対1で教わる専門塾)

株式会社アリスメティカジャパン(東京都新宿区)が運営する 英語教室サポート は、完全1対1の英語の個別指導塾です。四谷の教室での指導とオンライン指導のどちらも選べます。中高一貫校の学校英語や、教科書PROGRESSを使う生徒の指導が中心で、学校の教科書・ワーク・小テストや答案を使い、文法・長文読解・英作文・定期テストの準備を見ます。公式サイトには「英会話中心の教室ではありません」と明記されています。

料金は、1コマ110分で20,570円(税込)、週1回・月4回の目安で82,280円(税込)です。入会金は22,000円(税込)で、兄弟姉妹が在籍している、または過去に在籍していた場合は免除されます。入塾の前に、有料のトライアル指導(10,000円・税込)で課題や合う講座を確かめられ、トライアル後の入塾は必須ではないと案内されています。英検対策について、確認したページでは記載を見つけられませんでした。

まなぶてらす(英検対策の講座もあるオンライン家庭教師)

株式会社ドリームエデュケーション(千葉県市川市)が運営する まなぶてらす は、小学生から高校生までが使えるオンライン家庭教師です。勉強のほかに習い事のレッスンもあり、英語では英検対策の講座が用意されています。英検は5級から1級まで全級に対応し、過去問演習、英作文の添削、模擬面接、文法の抜け漏れの補強などを行うと案内されています。授業は1回50分で、Google MeetかZoomを使います。

料金はポイント制で、1ポイント1.1円(税込)です。授業に必要なポイントは先生ごとに違い、公式サイトには1回約3,080円(税込)の先生の例が載っています。入会金や月会費はかからず、ポイント代だけと案内されています。月額プランは最低2か月の利用が必要で、ポイントの有効期限は最後に付与された日から90日です。会員登録は無料で、初回の体験が無料の先生が多い一方、一部有料の先生もいると書かれています。

比べる点英語教室サポートまなぶてらす
授業の形教室またはオンライン、完全1対1オンライン、1対1
得意な内容中高一貫校の学校英語、PROGRESS英検対策(5級〜1級)ほか
1回の授業時間110分50分
料金の形1コマ20,570円(税込)ポイント制(1pt=1.1円・税込)
入会金22,000円(税込)なし
体験有料のトライアル指導初回無料の先生が多い

料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に各公式サイトで最新の内容をご確認ください。

体験から始めるまでの5ステップ

机の上に置かれた英語のワークブックとノート
Photo by Polina Tankilevitch on Pexels

目的と予算を先に決めておくと、体験のあとに迷わず選べます。

ステップ1|課題を一つにしぼる

「定期テストの英語で70点」「英検3級に次の回で合格」のように、まず一つの目標を決めます。

ステップ2|直近のテストや答案を集める

最近の定期テスト、学校の小テスト、英検の過去問を解いたものなど、つまずきが分かる材料を用意します。答案があると、先生が初回から具体的に教えられます。

ステップ3|通い方と予算を決める

教室に通えるか、オンラインがよいかを決め、月にいくらまで出せるかから、授業の長さと回数を逆算します。

ステップ4|体験で教え方を確かめる

体験では、先生が子どもの間違いの理由を説明できているか、英作文や答案を具体的に直してくれたかを見ます。授業の最後に、次回までにやることがはっきり示されたかも大切です。

ステップ5|1か月後に目標との距離を見直す

始めて1か月たったら、小テストの点や英作文の出来が変わったかを子どもと確かめ、回数や先生を見直します。

よくある失敗と避け方

目的があいまいなまま英会話と個別指導を選ぶ

「英語が苦手だから」とだけ考えて選ぶと、テストの点を上げたいのに会話中心の教室に入ってしまう、ということが起こります。先に、伸ばしたいのが会話か、学校の英語か、英検かを決めてから選びましょう。

英検の受験日から逆算せずに始める

英検の直前に申し込むと、単語や文法の積み残しを埋める時間が足りなくなります。受験日の数か月前から、どの時期に何をやるかを先生と決めておくと、面接の練習まで間に合います。

英語の個別指導が向かない子もいます

次のような場合は、別の学び方から始めたほうがうまくいくことがあります。

  • 英語そのものへの苦手意識が強く、まずは楽しく触れるところから始めたい小学生
  • 単語を覚える量が足りていないことが原因で、説明より家での練習が必要な子
  • 同じ学年の友達と競い合うほうががんばれるタイプの子

よくある質問

Q. 英会話教室に通っていれば、学校の英語も伸びますか?

A. 英語を聞くことや話すことに慣れる効果はありますが、定期テストで求められる文法や英作文は、別に対策が必要なことが多いです。テストの点が目的なら、学校の教科書に合わせて教えてもらえる個別指導を検討してください。

Q. 英検は何年生から受けるのがよいですか?

A. 決まった学年はありません。級ごとの目安となる学年を参考に、学校で習った範囲と合う級から受けると、合格しやすく自信にもつながります。

Q. オンラインでも英作文や面接の練習はできますか?

A. できます。画面共有で英作文を一緒に直したり、ビデオ通話で面接の受け答えを練習したりできます。手書きの答案を見せることが多いので、スマートフォンよりパソコンかタブレットが向いています。

Q. 学校の教科書やワークを使ってもらえますか?

A. 英語教室サポートのように、学校の教科書やワーク、小テストを使うと明記している教室もあります。体験の申し込み時に、使っている教科書名を伝えておきましょう。

Q. 週に何回くらい受ければよいですか?

A. 苦手な単元を立て直すなら週1回から始める家庭が多いです。英検の直前や定期テスト前だけ回数を増やせるかも、契約前に確認しておくと安心です。

英語の個別指導は、伸ばしたいのが会話か、学校の英語か、英検かを先に決め、授業時間と回数で料金を計算し直し、体験で教え方を確かめてから選ぶ。この順番で進めれば、大きく外すことはありません。答案を用意して、焦らず比べてみてください。

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