中学数学の公式は5分野・約30本が必須です。「覚えることが多くて混乱する」という声をよく聞きますが、数と式・方程式・関数・図形・確率の5分野に整理すると体系的に把握できます。この記事では中学3年間の必須公式を分野別に一覧化しました。定期テスト前の確認や高校受験対策にそのまま活用してください。
数と式・方程式の公式一覧

「数と式」「方程式」は中1〜中3を通じて登場する基礎分野です。特に乗法公式と因数分解はセットで覚えることが重要で、展開と因数分解は逆の操作であると理解すると定着しやすくなります。
乗法公式(中3)
- (a+b)² = a²+2ab+b²
- (a-b)² = a²-2ab+b²
- (a+b)(a-b)= a²-b²
- (x+a)(x+b)= x²+(a+b)x+ab
因数分解の公式(中3)
- a²+2ab+b² = (a+b)²
- a²-2ab+b² = (a-b)²
- a²-b² = (a+b)(a-b)
- x²+(a+b)x+ab = (x+a)(x+b)
方程式の公式
- 解の公式(中3・二次方程式):ax²+bx+c=0 のとき、x=(-b±√(b²-4ac))÷ 2a
- 比例式(中3):a:b = c:d のとき ad=bc(内項の積=外項の積)
関数の公式一覧
関数は中1〜中3で4種類が登場します。それぞれの式の形・グラフの形・変化の割合(傾き)の求め方をセットで整理しましょう。
| 種類 | 式 | グラフ | 変化の割合 |
|---|---|---|---|
| 比例(中1) | y=ax | 原点通る直線 | a(一定) |
| 反比例(中1) | y=a/x | 双曲線 | 一定でない |
| 一次関数(中2) | y=ax+b | 直線(傾きa) | a(一定) |
| 二次関数(中3) | y=ax² | 放物線 | 一定でない |
- 変化の割合 = yの増加量 ÷ xの増加量
- 一次関数の傾き(a) = (y₂-y₁)÷ (x₂-x₁)
- 切片(b) = x=0のときのy の値
図形の公式一覧

図形の公式は面積・体積・相似・三平方の定理が入試頻出です。特に球の公式(表面積・体積)は語呂合わせで覚えると忘れにくくなります。
面積の公式
- 三角形の面積 = 底辺×高さ÷2
- 平行四辺形の面積 = 底辺×高さ
- 台形の面積 =(上底+下底)×高さ÷2
- ひし形の面積 = 対角線×対角線÷2
- 円の面積 = π×r²(rは半径)
- おうぎ形の面積 = π×r²×(中心角÷360)
体積の公式
- 立方体・直方体の体積 = 縦×横×高さ
- 柱体(角柱・円柱)の体積 = 底面積×高さ
- 錐体(角錐・円錐)の体積 = 底面積×高さ÷3
- 球の体積 = (4/3)×π×r³(語呂:身の上に心配あろうか)
- 球の表面積 = 4×π×r²(語呂:心配あるの)
三平方の定理・相似(中3)
- 三平方の定理:a²+b²=c²(cは直角三角形の斜辺)
- 特別な直角三角形:30°-60°-90° の辺の比 = 1 : √3 : 2、45°-45°-90° の辺の比 = 1 : 1 : √2
- 相似比と面積比:相似比 m:n → 面積比 m²:n²
- 相似比と体積比:相似比 m:n → 体積比 m³:n³
よくある質問(FAQ)
Q: 中学数学の公式は何個覚えればいいですか?
A: 必須は約30本です。数と式・方程式・関数・図形・確率の5分野に分けて整理すると覚えやすくなります。全部を一度に暗記しようとせず、単元ごとに確認しながら積み上げましょう。
Q: 公式を効率よく覚えるコツは?
A: 「導出→例題→ペア記憶」の3ステップが最も定着率が高いです。まず公式がなぜそうなるか一度確認し、例題を解いて使い方を覚え、似た公式(乗法公式と因数分解など)をセットで記憶します。
Q: 高校入試で最もよく出る公式は?
A: 三平方の定理・解の公式・乗法公式(因数分解)の3本が最頻出です。この3つは確実に使えるよう練習しておきましょう。
Q: 公式を忘れたらどうすればいい?
A: 公式の意味(なぜその式になるか)に立ち返ると再導出できます。特に面積・体積の公式は図形を描くだけで復元できるものが多いです。テスト中は焦らず、「形から導ける公式」と「暗記が必要な公式」を区別しておきましょう。
Q: 中学の公式は高校でも使いますか?
A: 使います。乗法公式・因数分解・三平方の定理・一次関数は高校数学の土台です。中学段階で完全に習得しておくと、高校での学習がスムーズになります。
まとめ|公式一覧を活用した学習のポイント
中学数学の公式は5分野・約30本が必須です。一覧を手元に置いて定期テスト前に確認するだけでも効果があります。しかし、本当の力をつけるには公式を「暗記」するだけでなく「使いこなす」訓練が必要です。
公式学習のポイントをまとめると、①5分野に分けて体系的に整理、②導出の仕組みを一度確認する、③入試頻出の3本(三平方・解の公式・乗法公式)は確実に使えるようにする、です。
「公式が覚えられない」「テストで使い方が分からなくなる」という方は、マナモン塾にご相談ください。公式の使い方から応用問題の解き方まで、一人ひとりのペースに合わせて指導します。

