中学数学の復習プリントを活用する方法|無料ダウンロード先と効果的な使い方

中学数学の復習プリントを活用する方法|無料ダウンロード先と効果的な使い方

中学数学の復習は、やみくもに問題を解いても抜けが埋まりません。「どの単元が抜けているか」を先に見つけて、そこだけを繰り返すのが最短です。このページでは復習の進め方を学年別に整理したうえで、復習用の練習プリントを全21枚・207問無料で配布しています。会員登録は必要ありません。

復習は「抜けを見つける」ことから始める

木製の面に置かれた白い紙
Photo by Annie Spratt on Unsplash

数学は積み上げの教科なので、つまずきの原因が前の学年にあることがよくあります。中2の一次関数が分からない生徒の多くは、中1の比例・反比例でつまずいています。中3の二次方程式が解けない場合、中1の一次方程式か中3の因数分解のどちらかが原因です。いま解けない単元だけを繰り返しても解決しないのは、原因が別の場所にあるからです。

抜けを見つける方法はひとつで、前の学年の単元を実際に解いてみることです。下の対応表で、いま苦手な単元の「土台になる単元」をたどってください。

いま苦手な単元土台になっている単元先に解き直す章
一次関数(中2)比例と反比例(中1)中1 比例と反比例 → 中2 一次関数
連立方程式(中2)一次方程式(中1)中1 方程式 → 中2 連立方程式
式の計算(中2)文字と式(中1)中1 文字と式 → 中2 式の計算
二次方程式(中3)方程式・因数分解中1 方程式 → 中3 式の展開と因数分解
関数 y = ax²(中3)一次関数(中2)中2 一次関数 → 中3 関数 y = ax²
相似・三平方(中3)平面図形(中1)・平行と合同(中2)中1 平面図形 → 中2 平行と合同 → 中3 相似
確率(中2)場合の数の数え方中2 確率とデータの活用

土台の章を解いて9割以上できるなら、原因はそこではありません。半分以下しかできないなら、そこが抜けです。まずその章を埋めてから先に進んでください。

復習用プリント(全21枚・207問)

中学1年から3年までの全21章を、章ごとに1枚のプリントにしました。1枚目が問題、2枚目以降が解答と解説です。解説は答えだけでなく途中の手順まで載せているので、まちがえた問題をひとりで直せます。

中学1年生の復習プリント(7枚・74問)

章問題数ダウンロード
正負の数13問PDFをダウンロード
文字と式11問PDFをダウンロード
方程式12問PDFをダウンロード
比例と反比例11問PDFをダウンロード
平面図形9問PDFをダウンロード
空間図形9問PDFをダウンロード
データの活用9問PDFをダウンロード

中学2年生の復習プリント(6枚・60問)

章問題数ダウンロード
式の計算11問PDFをダウンロード
連立方程式12問PDFをダウンロード
一次関数14問PDFをダウンロード
平行と合同8問PDFをダウンロード
三角形と四角形6問PDFをダウンロード
確率とデータの活用9問PDFをダウンロード

中学3年生の復習プリント(8枚・73問)

章問題数ダウンロード
式の展開と因数分解12問PDFをダウンロード
平方根11問PDFをダウンロード
二次方程式11問PDFをダウンロード
関数 y = ax²6問PDFをダウンロード
相似10問PDFをダウンロード
円9問PDFをダウンロード
三平方の定理10問PDFをダウンロード
総まとめ(入試対策)4問PDFをダウンロード

目的別・復習の進め方

3年分をまとめて復習したい(入試前)

中1から順に21枚を通して解きます。1日1枚なら3週間で1周できます。大事なのは、この1周目で点数を気にしないことです。1周目の目的は「どこが抜けているか」を洗い出すことで、正答率が5割を切った章をリストにしていきます。2周目はそのリストの章だけを解き直します。たいてい21章のうち5〜8章に集中するので、2周目は1週間で終わります。

学年の総復習をしたい(学年末・春休み)

その学年の章だけを順に解きます。中1なら7枚、中2なら6枚、中3なら8枚です。1日1枚で1週間強、まちがえた章の解き直しを入れても2週間で終わります。春休みに次の学年の予習をする前に、この総復習を済ませておくと、新しい単元に入ったときの理解が変わります。

定期テスト前に範囲だけ復習したい

テスト範囲の章を2〜3枚選び、時間を計って解きます。目安は1枚25分です。プリントには点数欄があるので、日付と点数を書いておいてください。2回目に解いたときの伸びが見えて、まだ弱い単元がはっきりします。

大人が学び直したい・高校生が中学範囲を戻りたい

学び直しの場合、中1の「正負の数」「文字と式」から始めるのが確実です。計算のルールを思い出してから方程式・関数に進むと、途中でつまずきません。高校数学のために戻るなら、中3の「式の展開と因数分解」「平方根」「二次方程式」の3枚が直接つながるので、そこだけを先に解いても効果があります。

計算ミスが減らないときの復習法

復習していて「解き方は分かるのに答えが合わない」場合、原因は理解ではなく計算の処理にあります。この場合は単元を戻るのではなく、計算だけを取り出して繰り返すのが有効です。

ミスの型よくある原因繰り返す章
符号のミスひき算をたし算に直す手順が身についていない中1 正負の数
分配法則のミスかっこの前がマイナスのときに符号を変え忘れる中1 文字と式 / 中2 式の計算
移項のミス移項したのに符号を変えていない中1 方程式 / 中2 連立方程式
約分・通分のミス分数のまま計算する手順が固まっていない中1 正負の数 / 中3 平方根
展開のミス乗法公式を使わず1つずつ展開して途中で落とす中3 式の展開と因数分解

同じ章を3回繰り返すと処理が速くなります。ただし日を空けてください。続けて3回解くと、答えを覚えているだけで解けてしまいます。

復習の効果を決めるのは「翌日」

木製のテーブルでマグカップの横に置いたノートに書き込む手元
Photo by Unseen Studio on Unsplash

復習プリントを解いたあと、多くの人が答え合わせで終わりにします。これでは解いた記録が残るだけで、力にはなりません。効果を決めるのは、まちがえた問題を翌日にもう一度解けるかどうかです。

タイミングやることねらい
解いた直後丸付けをして、まちがえた問題に★をつけるなぜその式にしたかを覚えているうちに見直す
同じ日のうち解説の手順を読み、自分の手で書き直す答えを写すのではなく、手順をなぞる
翌日★の問題だけをもう一度解く見ずに解けるかを確かめる
1週間後まだ★が残っている問題を解く定着したかを最終確認する

翌日に自力で解けて初めて、その問題は身についたと考えてください。「解説を読んで分かった」と「何も見ずに解けた」の間には大きな差があります。

学年別・復習で必ず押さえておく単元

21章すべてを同じ重さで復習する必要はありません。入試や次の学年に直結する単元と、そうでない単元があります。時間が足りないときは、次の単元を優先してください。

中学1年で押さえる単元

優先度が高いのは「正負の数」「文字と式」「方程式」の3つです。この3つは中2以降のすべての計算の土台になります。特に正負の数の符号処理は、中3の因数分解や平方根まで一貫して使い続けるので、ここが不安定なままだと上の学年で必ず詰まります。「比例と反比例」は中2の一次関数、中3の関数 y = ax² へ直結します。図形は中1の段階では用語と作図が中心なので、優先度は計算より下がります。

中学2年で押さえる単元

最優先は「一次関数」です。入試での出題量が多く、中3の関数にもそのまま乗ります。グラフから式を読み取る、式からグラフを描く、この往復ができるかを確認してください。「式の計算」は中3の展開・因数分解の前提で、「連立方程式」は文章題の型を覚えれば得点源になります。「平行と合同」は証明の書き方を身につける単元で、ここでの書き方が中3の相似の証明にそのまま使われます。

中学3年で押さえる単元

「式の展開と因数分解」「平方根」「二次方程式」の3つは、この順で積み上がります。因数分解ができないと二次方程式が解けないので、必ずこの順に復習してください。図形では「相似」と「三平方の定理」が入試の頻出で、この2つは中1の平面図形・中2の合同を土台にしています。仕上げには「総まとめ(入試対策)」を使ってください。複数の単元が混ざった形式なので、実際の入試に近い形で確認できます。

復習スケジュールの例

入試までに3年分を仕上げる場合の、6週間の進め方です。

週やること1日の目安
1〜3週目中1〜中3の21枚を1日1枚ずつ通して解く(1周目)25分
4週目正答率5割未満だった章だけを解き直す(2周目)25分
5週目まだ★が残る問題を集めて解く20分
6週目中3「総まとめ(入試対策)」で仕上げる30分

よくある質問(FAQ)

Q: 復習プリントは無料ですか?会員登録は必要ですか?

A: 無料です。会員登録もメールアドレスの入力も要りません。リンクをクリックするとPDFが開くので、そのまま印刷または保存してください。

Q: 1日にどれくらい復習すればいいですか?

A: 1日1枚・25分を目安にしてください。復習は量より頻度が効きます。週末にまとめて5枚解くより、平日に1枚ずつ解くほうが定着します。

Q: どの学年から復習を始めればいいですか?

A: いま苦手な単元の「土台になっている単元」からです。このページの対応表でたどれます。分からない場合は中1の正負の数から順に解いて、正答率が落ちる章を探してください。

Q: 答えは合っているのに解き方が解説と違います

A: 答えが合っていれば正解です。ただし解説の手順にも目を通してください。別解のほうが速い場合があり、解き方の引き出しが増えると応用問題で有利になります。

Q: 学校のワークと復習プリントはどちらを優先すべきですか?

A: 定期テスト前は学校のワークを優先してください。このプリントは、ワークで解けなかった単元の演習量を足す用途と、学年をまたいだ復習に向いています。

まとめ|抜けを見つけて、そこだけを繰り返す

復習で結果が出ないときは、やり方ではなく順番に原因があります。いま解けない単元を繰り返すのではなく、その土台になっている単元まで戻って埋める。これが遠回りに見えて最短です。

このページでは中1から中3までの復習プリントを21枚・207問配布しています。まずは苦手な単元の土台にあたる1枚を解いて、いまどこに抜けがあるかを確かめてください。

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