中学数学の問題集は書店に並ぶ種類が多く、何を選べばいいか迷いがちです。問題集選びで最も大切なのは「今の自分のレベルに合ったものを選ぶこと」です。難しすぎる問題集は挫折の原因になり、簡単すぎる問題集は成長につながりません。この記事では失敗しない問題集の選び方を解説します。
問題集選びでやりがちな失敗3パターン
- 難しすぎる問題集を選ぶ:「難しい問題集をやれば実力がつく」と思い込んで、半分以上解けない問題集を選んでしまう。解けない問題が続くと挫折につながる
- 複数の問題集を並行してやる:「いろいろな問題集を浅くやる」より「1冊を完成させる」方が実力がつく
- 解いただけで解き直しをしない:1回解いて丸付けするだけで次に進む。間違えた問題を解き直さなければ定着しない
レベル別おすすめ問題集
【基礎レベル(テスト40点以下)】
テストで40点以下の場合、基礎が抜けています。難しい問題集ではなく、まず「教科書の内容を理解できる」レベルの問題集から始めましょう。
- 「中学数学をひとつひとつわかりやすく」(学研):イラストと丁寧な解説で基礎概念から学べる。書き込み式で手を動かして定着できる
- 「くわしい数学」(文英堂):教科書に準拠した解説が丁寧な基礎問題集
【標準レベル(テスト40〜70点)】
基礎はあるが定着していない状態です。標準レベルの問題集で解き方パターンを習得しましょう。
- 「チャート式中学数学」(数研出版):例題→類題の繰り返しで解き方パターンが定着する定番問題集
- 「標準問題精講」(旺文社):標準〜応用の橋渡しとして使える問題集
【応用・入試対策レベル(テスト70点以上)】
基礎・標準が固まったら入試対策問題集に進みます。
- 「全国高校入試問題正解」(旺文社):全国の公立・私立高校の入試問題を収録した実戦向け問題集
- 「最高水準問題集」(文英堂):難関高校を目指す生徒向けの高レベル問題集
問題集の正しい使い方:3周で完成させる
- 1周目:全問挑戦。解けた問題に○、間違えた問題に×をつける
- 2周目:×をつけた問題のみ再挑戦。解けたら△に変更
- 3周目:×と△の問題のみ再挑戦。全問○になるまで繰り返す
「全問正解できる状態」まで仕上げることで初めてその問題集の効果が得られます。中途半端に次の問題集に進まないことが最重要です。
無料で補える練習問題リソース
- Khan Academy:問題集の補完として単元別に練習できる無料プラットフォーム
- eBoard:問題集の解説がわからなかった単元の映像授業で理解を補える
よくある質問(FAQ)
問題集は薄い方がいいですか?厚い方がいいですか?
最初は薄いもの(100〜150ページ程度)を選ぶことをおすすめします。最後まで使い切ることが最も重要で、分厚い問題集は途中で挫折しやすいです。薄い1冊を完成させてから次の1冊に進む習慣をつけましょう。
問題集は毎年買い替える必要がありますか?
学習指導要領の改訂(直近は2021年度)に対応しているかを確認してください。出版年が2021年以降の問題集であれば最新の学習内容に対応しています。ただし定評ある問題集(チャート式など)は改訂版が出ていることが多く、最新版を確認して購入しましょう。
まとめ|今のレベルに合った1冊を選んで最後まで仕上げることが最短ルート
中学数学の問題集は、今の自分のテストの点数を基準にレベルを選び、3周して「全問正解」の状態まで仕上げることが成績向上の最短ルートです。問題集選びで迷ったら書店で実際にページを開いて、解説が読んで理解できるかを確認してから購入しましょう。
マナモンでは生徒のレベル診断に基づいた問題集選びのアドバイスと、解き直しが習慣化するまでの個別学習サポートを提供しています。「問題集選びに自信がない」という場合はまず無料相談をご活用ください。